感染性胃腸炎(ロタウイルス)
乳幼児期(0~6歳ころ)の主に0~2歳にかかりやすく、5歳までにほぼすべての子どもが感染するといわれています。水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛があります。脱水が強い場合には入院が必要となることもあります。
主な症状・経過
- 主な症状は下痢(白色の水のような便)、嘔気、嘔吐、発熱、腹痛です。
- 下痢や嘔吐が続くと、体から水分と塩分が失われていき、いわゆる脱水症を起こします。
- 乳幼児に急性胃腸炎を引き起こす代表的なウイルスです。
- 毎年11~12月にかけて患者が急増し、2~5月にかけてなだらかなピークがみられ、それ以降減少します。
特徴
原因となる病原体 | ロタウイルス |
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感染経路 | 経口感染、接触感染、飛沫感染 |
かかりやすい年齢 | 乳幼児(主に0~2歳児) |
合併症 | 脱水症、まれにけいれん、脳炎・脳症、腸重積、肝炎、腎炎を合併することがあります。 |
参照:
- 厚生労働省 ロタウイルスワクチンに関するQ&A https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/index_00001.html
- 厚生労働省 感染性胃腸炎(病原体がロタウイルスであるものに限る。) https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-39.html
- 国立感染症研究所 ロタウイルス感染性胃腸炎とは https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/3377-rota-intro.html
- 国立感染症研究所 ロタウイルス 2004年9月~2019年8月 https://www.niid.go.jp/niid/ja/rotavirs-m/rotavirs-iasrtpc/9266-478t.html