子宮頸がん・ヒトパピローマウイルス感染症
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症は、HPVによる感染症で、子宮頸がんを始め、肛門がんや尖圭コンジローマなどの原因にもなります。HPVは感染しても70~90%が無症状で1~2年以内に自然消退します。
主な症状・経過
- 子宮頸がんは初期の頃にはほとんど症状のないことが多いですが、生理のとき以外の出血や性行為による出血、おりものの増加などが見られることがあります。また、進行した場合には、足腰の痛みや血の混じった尿が見られることもあります。
- 早期に発見されれば、治療により比較的治癒しやすいがんとされています。ただし、他のがんと同様、少しずつ進行していくものですから、発見される時期が遅くなると治療が難しくなります。
特徴
原因となる病原体 | ヒトパピローマウイルス(HPV) |
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感染経路 | 性感染 |
参照:
- 厚生労働省 HPVワクチンに関するQ&A https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_qa.html
- 国立感染症研究所 HPVワクチンに関するWHOポジションペーパー 2017 https://www.niid.go.jp/niid/ja/route/std/1477-idsc/iasr-out/7389-449f02.html