インフルエンザ

インフルエンザウイルスが体内に入り込むことによって起こります。軽症で回復する人もいますが、中には、肺炎や脳症などを併発して重症化してしまう人もいます。季節性インフルエンザは流行性があり、日本では例年、12月~4月頃に流行し1月末~3月上旬に流行のピークを迎えます。

インフルエンザ

主な症状・経過

主な症状・経過
  • 38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
  • 普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
  • お子様ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。

特徴、登校・登園基準

原因となる病原体 インフルエンザウイルス
感染経路 飛沫感染、接触感染
合併症 肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。
特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。
登校・登園基準 「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません)。
※学校保健安全法(昭和33年法律第56号)より
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ご存知ですか?「咳エチケット」

インフルエンザの感染を広げないために、一人一人が 「かからない」「うつさない」対策を実践しましょう。
くしゃみや咳が出るときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれませんので、次のような「咳エチケット」を心がけましょう。

せきエチケット
【出典】
政府広報オンライン 暮らしのお役立ち情報
インフルエンザの感染を防ぐポイント「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」

参照: